オーディション情報

【オーディションリポート】<br>第12回81オーディション

國須奈緒さん(サミー賞、特別賞)の自己PR、歌唱審査。映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」の劇中歌、MUSH&Co.「明日も」を披露した

 毎年8月1日に最終審査が開催される、声優プロダクション「81プロデュース」の新人発掘オーディション「81オーディション」。第12回目の今回は、東京・なかのZERO小ホールで行われた。

 今回の応募総数は1964名。216名が書類審査を通過、東京・大阪で実施された2次審査に合格した26名がファイナリストとして最終審査に臨んだ。性別・年齢の内訳は、女性20名・男性6名、最年少は15歳(女性)、最年長は25歳(男性)。審査は、一人ずつの自己PR・セリフ・ナレーション・歌唱、その後二人一組による掛合台詞、質疑応答が行われた。

掛合台詞審査の藤縄郁花さん(右)

 歌唱審査の選曲は、「残酷な天使のテーゼ」(高橋洋子)、「プラチナ」(坂本真綾)等の定番曲をはじめ、「津軽海峡冬景色」(石川さゆり)、「まちぶせ」(石川ひとみ)の“昭和歌謡”、さらには「オーケストラ」(BiSH)といったエモいJ-POPまで相当な広がりが見られた。二人一組による掛合台詞と質疑では、例年通り、役柄を交代しての実演を求められるペアも見受けられた。

掛合台詞審査の山一茉希さん(左)

 予定を超えた1時間近い検討の結果、受賞者が発表。優秀賞(グランプリ)には藤縄郁花さん(20・アメリカ)、山一茉希さん(17・長野)の2名が輝いた。ほか各賞の受賞者は次のとおり。
■特別賞
國須奈緒さん(19・島根)
延次莉衣奈さん(17・兵庫)
林寛太郎さん(19・神奈川)

■各協力会社賞
・長崎音響監督賞 / 山一茉希さん
・サミー賞 / 國須奈緒さん
・JOYSOUND賞 / 延次莉衣奈さん
・スタジオディーン賞 / 髙橋若那さん(19・青森)
・文化放送賞 / 高橋若那さん・延次莉衣奈さん、藤縄郁花さん
・小学館賞 / 大久保多聞さん(20・大阪)、松本奈奈さん(20・福井)
*カッコ内は年齢・出身

優秀賞(グランプリ)受賞者のコメントを紹介☆
藤縄郁花さん

 81オーディションは人生初めてのオーディションです。私がまだパリがいた頃なので、中学とか高校に上がるタイミングで、初めてみかけたオーディションです。夏は1年に1回日本に帰れる大切な期間なので、そのときに時期が被ってるのはいいな、と思いました。自分が20歳になった年に応募することを考えていました。
 声優というか、お芝居は、昔、小学校低学年の頃から学校のお遊戯会程度のものからずっと関わってきました。声優にシフトしていったきっかけは……外国に住んでいてアニメ好きの方が、本当に周囲にいて、「このアニメのこのセリフ言ってみて!」「このキャラ知ってる?」「この作品知ってる?とか、私がそのアニメを知ってると台詞を真似してあげたりとか、そういうのをやっていくうちに、やっぱりアニメ向いてるんじゃない? って言われるようになって。中学の終わり頃に初めて職業としての声優を意識しました。
 自分の原点ともいえるアニメは、「BLEACH」です。漫画もアニメもミュージカルの舞台も大好きで、実写の映画も公開初日に観に行って。あとはアイドルが大好きなので、「アイドルマスター」のシリーズは海外のオンラインサーバーでプレイしていました。憧れというか大好きなのは佐藤亜美菜さんです。私は地声が凄く高いほうではないので、いろいろ幅広くできたら、流暢な英語やフランス語をしゃべるキャラクターだったり、本当に自分にしかできないものができたらなと思っています。
山一茉希さん

 中学生のとき、趣味が自分はあまりなくて、友達の影響でアニメが好きになって、そこで声優さんって存在を改めて認識したんですけど、私は長所をちゃんと使えるような職業につきたくて、私の長所ってどこだろうなって考えたときに「声がよく通るね」って言われるので、アニメに携われる声の俳優になりたいと思いました。
 声優を志してから、何回もオーディションに落ちてきました。「81オーディション」は去年も応募しようとしたのですが、一緒に同封するCDにセリフは入れたんですけど歌は入れてないことに気付いて、断念して…応募できなかったんです。だから今年はもっと注意深く、これやったなって確認して臨みました。最終審査は、全然演技は勉強したことはないんですけど、自分で本を買っていろいろ見ていく中で、演技ってこうやってやっていくんだって思ったこと、それを取り入れながらも自分が楽しまなきゃと思ったので、楽しんでやりました!
 好きな声優さんは、佐倉綾音さんです。「あやねる」っていうんですけど、今日も来るときに高速バスの中でずっと「あやねる」のラジオを聞いてきて。あやねると同じ世界に入れる第一歩だなって思っています。一番好きなアニメは、2007年に放送されていた「CLANNAD(クラナド)」です。あれで泣いて、この世には人生を教えてくれるようなアニメがあるんだなって思いました。ヒロインボイスだねってよく友達に言われるので、バトルでも学園系でもいろんなヒロインになりたいです。

取材・撮影/清談社 構成/Audition & Debut編集部
Source: Audition & Debut